パーソル、HR領域のイノベーションを推進する新会社の事業を開始

2019.04.05
次世代の柱となる事業創造が目的

パーソルホールディングス株式会社は、2019年4月1日、同社のグループ企業であるパーソルイノベーション株式会社が事業を開始したと発表した。

パーソルホールディングスは、総合人材サービスを展開している企業。パーソルイノベーションは、同グループにおける次世代の柱となる事業創造を目的としており、HR領域におけるイノベーションを推進する役割を担うという。

新規事業の育成や既存事業の変革を推進

近年の社会では、多様な働き方が求められるようになった。またそのニーズに対応すべく、HR領域におけるイノベーションも、スタートアップ企業を中心として加速度的に発生している。こうした状況に対応すべくパーソルホールディングスは、2018年4月にイノベーション推進本部を新設。オープンイノベーションの推進やインキュベーション能力の強化に、取り組んでいた。

今回事業を開始したパーソルイノベーションでは、新規事業の育成や既存事業の変革をこれまで以上に効率的な形で推進。スタートアップ企業に劣らないスピードで事業開発を行うとしている。また同社は、新規事業開発に適した優秀な人材の開発や若手経営者の育成などに注力できる環境の整備も、行うという。

ミイダスカンパニーも法人化

パーソルイノベーションの事業開始と同時にパーソルホールディングスは、転職・求人サービス『ミイダス』を運営するミイダスカンパニーについても、ミイダス株式会社として法人化を実施。ミイダスは今後、パーソルイノベーションの傘下に入る。

パーソルホールディングスは今後も、HR領域におけるイノベーションを推進し、社会課題の解決とグループスローガン「はたらいて、笑おう。」の実現を目指すとしている。

(画像はパーソルホールディングスの公式ホームページより)

▼外部リンク

HR領域における次世代のイノベーション開発を担う パーソルイノベーション株式会社が事業開始 – パーソルホールディングス株式会社
https://www.persol-group.co.jp/

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人