求めるのは「勤勉さ」「誠実さ」。日本ワーホリ協会「外国人と企業の労働観調査」
2019.03.18
一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会は、「外国人と企業の労働観調査」を実施し、その結果概要を2019年3月14日に発表した。
同協会は、ワーキングホリデー制度を支援・促進している非営利団体。同調査は、同協会運営の外国人向け求人掲示板『JobBoard』を利用している企業担当者79名および外国人436名を対象として、実施されている。
外国人雇用を検討している企業には、外国人雇用経験の有無を訊ねている。結果は、「ある」と回答が88.2%を占めた。「ある」という企業に外国人雇用を再度検討している理由を訊ねると、「日本語以外の言語を話せる人材の確保」が「人手不足解消」を超えて最多となっている。
「雇用したい外国人に求めることは何ですか?」という質問には、73.4%の企業が「勤勉さ」と回答。「どんな性格の外国人と働きたいですか?」という質問でも、「誠実な人」という回答が8割を超えた。「ユーモアがある」「楽観的」といった人材を求める声は、少数派となっている。
日本での就労を検討している外国人には、「日本でどんな仕事がしたいですか?」という質問が行われた。結果は、「飲食業」が47.2%で最多となり、次点には「語学教師」「ホテル業」が続いている。
「日本での仕事に求めることは何ですか?」と質問では、71.6%が「良好な労働環境・人間関係」と回答。「残業がない」は、全体では3割弱に留まったが、ヨーロッパ圏に限定すると46.9%と高い割合となっている。
(画像はプレスリリースより)
「日本ワーキング・ホリデー協会調べ」
▼外部リンク
一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会
https://www.jawhm.or.jp/
日本ワーキング・ホリデー協会「外国人と企業の労働観調査」発表 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/
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