認知度、85%。エン・ジャパン「人事のミカタ」、「LGBTの認知度」調査を実施

2018.11.28
『人事のミカタ』に利用企業563社が回答

エン・ジャパン株式会社は、「LGBTの認知度」に関するアンケート調査を実施し、2018年11月27日にその結果概要を発表した。

LGBTは、「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシュアル」「トランスジェンダー」の頭文字をとった性的マイノリティーの総称。同調査は、同社運営の人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』にて実施され、同サイト利用企業563社より回答を得ている。

「聞いたことがあり、意味も知っている」、85%

調査ではまず、企業の経営者・人事担当者に「LGBTについて、ご存知ですか?」と質問。結果は、「聞いたことがあり、意味も知っている」という回答が85%に達した。

結果を業種別に見た場合、最も認知度が高かったのは「商社」であり、その比率は96%にもおよぶ。逆に「聞いたこともなく、意味も知らない」という回答が最も多かったのは、14%の「金融・コンサル関連」となっている。

企業規模別で結果を見た場合、「聞いたことがあり、意味も知っている」という回答が最も多かったのは「1000名以上」の企業であり、認知度は95%に達している。

「LGBT社員がいる・いた」、12%

調査では、「自社でLGBT社員を採用していますか?もしくは、これまで在籍されていましたか?」とも質問している。結果は、「わからない」という回答が46%で最多となった。「LGBT社員がいる・いた」と回答した企業は、12%に留まっている。

結果を業種別で見た場合、「LGBT社員がいる(いた)」という回答は、「サービス関連」の17%が最多だった。企業規模が大きいほど、採用・在籍率の高さがうかがえる点に、エン・ジャパンは注目している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

企業に聞いた、LGBTに関する認知度調査 人事向け総合情報サイト『人事のミカタ』 – エン・ジャパン株式会社
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15539.html

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