プログラミングコンテスト就職・転職サービス「AtCoderJobs」、正式リリース

2018.09.09
「AtCoderランク」を中心に就職活動

AtCoder株式会社は、2018年9月7日、同社が運営するプログラミングコンテスト就職・転職サービス『AtCoderJobs』を正式リリースしたと発表した。

AtCoder社は、プログラミングコンテスト開催サイト『AtCoder』の運営などを手がける企業。『AtCoderJobs』は、『AtCoder』における「AtCoderランク」を中心とする形で就職活動を行うサービス。リリース初日から500人を超える登録があったという。

プログラミングの実力指標「AtCoderランク」

『AtCoder』には、約65000人(うち日本人約44000人)が参加登録しており、毎週開催される定期コンテストには約3000人の参加者が挑戦している。参加者は、コンテストにおける成績によってレーティング「AtCoderランク」が付けられ、プログラミングの実力指標となっている。

今回正式リリースされた『AtCoderJobs』では、この「AtCoderランク」により能力をアピールする形で就職活動を行うことになる。コンテストで測定可能なアルゴリズムの扱いやコーディング能力などについては「AtCoderランク」でアピールを行い、それ以外の能力については開発経験などを自己申告する形になる。

『AtCoderJobsHR』の完全リニューアルも実施

AtCoder社は今回、『AtCoderJobs』にスカウト機能が追加されたことに合わせて、企業向け求人掲載ページ『AtCoderJobsHR』の完全リニューアルも実施した。

最初の3人の応募までは無料で全機能を使うことが可能であり、応募者増加後もリーズナブルな価格で『AtCoder』コンテスト参加者に求人広告を掲載することができるという。

『AtCoder』を活用したIT人材採用は続々と増える傾向だ。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

AtCoderJobs – AtCoder株式会社
https://jobs.atcoder.jp/

プログラミングコンテスト就職・転職サービス「AtCoderJobs」が正式リリース – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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kakimoto