備南自動車学校、教習しながら転職先も同時に紹介する「ドライバードラフト会議」開始

2018.08.20
ドライバー職を目指す求職者と企業を結ぶ

株式会社備南自動車学校は、2018年8月16日、免許取得教習を実施しながら転職先も同時に紹介するサービス『ドライバードラフト会議』を開始したと発表した。

同社は、広島県福山市にて自動車学校を運営している企業。『ドライバードラフト会議』は、ドライバー職を目指す求職者と企業を結ぶマッチングサイトとして運営される。

ドライバー不足に悩む物流業界

現在、日本で働くトラックドライバーの数は、83万人だという。しかし、今後は高齢化によって減少し、その数は約1割減に当たる72万人に至るという予測も存在する。一方で、インターネット通販の普及により、運転手へのニーズは増大。現在より約2割多い96万人の運転手が必要となるという見方もある。

こうした状況にあって、ドライバー不足に悩む物流業界では、未経験者も採用したいと考える企業が増えてきたという。また、大型免許などを取得して正社員として就職し、安定した収入を得たいと考える個人も増えている。『ドライバードラフト会議』は、この両者をマッチングするサービスとして開始された。

年間3000名のドライバーの就職斡旋を目指す

『ドライバードラフト会議』では、初心者に対して大型免許などの資格取得のための教習を実施しながら、転職先の紹介も同時に行う。また、資格取得費用を奨学金として支給する企業とのマッチングも行う。

備南自動車学校は今後、奨学金を出す物流企業をさらに増やすと同時に、求職者の市場価値向上も企図。ロジスティクスを担う優秀な人材を一人でも多く育て、年間3000名のドライバーの就職斡旋を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ドライバードラフト会議 – 株式会社備南自動車学校
http://www.binan-draft.com/

「ドライバードラフト会議」就職斡旋をするマッチングサイトです – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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