C&R社、ファインアート系学科出身者に特化した就職・転職サポートサービスを開始

2018.08.10
油絵・日本画・版画・彫刻などを学んだ人たちが対象

株式会社クリーク・アンド・リバー社(以下「C&R社」)は、2018年8月6日、ファインアート系学科出身者に特化した就職・転職サポートサービスを開始したと発表した。

同サービスは、美術大学や芸術大学で油絵・日本画・版画・彫刻などを学んだ若手の人たちを対象とするもの。サービス開始と同時に、『ファインアート出身者 就職・転職サポート』の登録サイトも開設されている。

就職率が低い傾向にあるファインアート系学科出身者

ファインアート系学科出身者の就職率は、一般の大学卒業者より低い傾向にある。理由としては、大学院への進学者がいること、芸術家/フリーランスとしての活動を希望する人の割合が高いこと、そして非正規雇用で働き始めるケースが多いことなどが挙げられている。

特に卒業後に芸術家/フリーランスの道を志望する人は、就職の機会を逃してしまうケースが少なくない。たとえ芸術家の道に進んだとしても、安定した収入を得ることは難しく、作家活動の継続が困難になるケースも多いという。

そこでC&R社は今回、ファインアート系学科出身者に特化した就職・転職サービスの開始に至った。

クリエイティブ企業とのネットワークを活用

この就職・転職サポートサービスでは、C&R社が持つ3000社以上におよぶクリエイティブ企業とのネットワークを活用する形で、ファインアート系学科出身者をサポートする。映像・ゲーム・Web・広告・出版など様々なクリエイティブ領域の仕事が紹介され、職種もディレクター・デザイナー・イラストレーター・アートディレクターなど多岐に亘るという。

同社は、同サービスに興味を持ったファインアート系学科出身者の登録を待っているという。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

油絵、日本画、版画、彫刻などファインアート系学科出身者の就職・転職をサポート – 株式会社クリーク・アンド・リバー社
https://www.cri.co.jp/

記事をシェアする

石藤明人
石藤明人