マンパワーグループ、派遣社員を対象とする「ラーナビリティ」支援プログラムを拡大
2018.08.08
総合人材サービスを展開しているマンパワーグループ株式会社は、2018年8月2日、派遣社員を対象とする「ラーナビリティ」支援プログラムを拡大すると発表した。
「ラーナビリティ(Learnability)」とは、新たなスキルを学習する意欲や能力を意味する。変化の激しい働く現在の世界において、派遣社員の長期的な雇用を維持すべく、この取り組みは行われるという。
2018年6月に厚生労働省が発表した「人づくり革命 基本構想」では、産学連携によるリカレント教育の指針が示された。リカレント教育とは、社会人が学校などの教育機関に戻って学習し、再度社会へ出ていくことを生涯続けることができる教育システムを指す。学び直しと職場復帰、そして転職が可能となる社会の実現を目的として、リカレント教育のプログラム開発が集中的に支援されるようになった。
こうした状況を受けて、マンパワーグループは「ラーナビリティ」支援プログラム拡大を決定した。業務で必要とされるスキルの寿命がかつてないほど短期化し、様々なスキルの市場価値が激変する現在の「働く世界」において、どのような時代にでも通用する「ラーナビリティ」の獲得を目指し、取り組みを行うとしている。
「ラーナビリティ」支援プログラム拡大では、明治大学履修証明ビジネスプログラム『女性のためのスマートキャリアプログラム』と、マンパワーグループのオフィスにおけるeラーニングが、それぞれ実施される。
前者の取り組みでは、女性履修生へ個別キャリアカウンセリングなどを実施。後者の取り組みでは、自宅にPC環境がない人を対象として、マンパワーグループオフィスにてPCを貸し出し、オリジナルeラーニングの受講を推奨するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
働く世界の変化に対応する「ラーナビリティ」支援プログラムを拡大 – マンパワーグループ株式会社
https://www.manpowergroup.jp/company/press/2018/180802.html
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