ヒューマン、ITエンジニア育成についてインド2私大と協定を締結
2018.07.25
ヒューマンホールディングス株式会社は、2018年7月20日、日本語講座開講およびITエンジニアとしての来日就労について、インド2私大と協定を締結したと発表した。
この協定についてヒューマンは、ITエンジニア大国として知られるインドからの人材獲得によって、日本国内におけるIT人材不足の解消に寄与するとしている。
日本国内のIT人材不足は深刻化の一途を辿っており、2030年には不足人数が最大約79万人まで拡大するという見方もある。一方で、世界では優秀なITエンジニアの争奪戦が繰り広げられており、人材確保は困難を増している。
こうした状況にあってヒューマンは、グローバルに活躍できる人材を世界各国で採用し、日本語能力を養成した上で働く機会を提供することで、IT人材の確保を図っている。優秀なITエンジニアを育成している海外大学との連携も進めており、既にロシア・カザン連邦大学とも提携。インドからの人材獲得は、これらに続く取り組みとなる。
今回ヒューマンが協定を締結したのは、インド南部に位置するソナ工科大学とクマラグル工科大学。協定締結により両校では、IT分野を専攻する学生に対し正規授業として日本語講座が開講される。実践的な日本語能力の養成を目指すほか、講師の採用・育成面のサポートも行うという。
なお卒業後には、同社事業子会社であり人材事業を展開するヒューマンリソシア株式会社が正社員として採用し、ITエンジニアとして日本国内企業に派遣するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
日本語講座開講と、ITエンジニアとしての来日就労でインド2私大と協定締結 – ヒューマンホールディングス株式会社
https://www.athuman.com/news/2018/git_india/
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