ヒューマン、FinTechエンジニアの育成および派遣で中国CLPS社と連携
2018.07.23
ヒューマンホールディングス株式会社は、2018年7月18日、日本で不足するFinTechエンジニアの育成および国内企業への派遣事業に取り組むべく、中国CLPS社と連携の覚書を締結したと発表した。
FinTechとは、「Finance(金融)」と「Technology(技術)」を掛け合わせた造語であり、ITを活用した革新的な金融サービスのことを指す。海外を中心として、高いIT技術力を持つIT企業が新たな金融サービスの提供を拡大している。
今回のヒューマンとCLPS社の連携では、CLPS社がFinTechエンジニア育成を担当し、ヒューマンが日本語によるコミュニケーション力の養成を行う。
CLPS社は、銀行・保険・金融分野でグローバルサービスを提供する企業にITサービスを提供している企業であり、エンジニア育成においても定評を持つ。ヒューマンは、日本語教育で30年以上の実績を持ち、短期間で日本語コミュニケーション力を養成するプログラムを提供するとしている。
日本のFinTech市場は、さらなる拡大が期待されているのと同時に、市場を支えるエンジニア不足の深刻化も懸念されている。今回の連携によりヒューマンは、年間200名のFinTechエンジニアの育成および採用を企図。日本国内におけるFinTechエンジニア不足解消に貢献するとしている。
ヒューマンはまた、海外企業とのさらなる連携も推進しており、2021年3月期には海外ITエンジニア1000名体制を構築し、国内のIT人材不足解消を図るとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
中国のCLPS社と協業し、日本向けFinTechエンジニアの育成・派遣事業を開始 – ヒューマンホールディングス株式会社
https://www.athuman.com/news/2018/clpsfintech/
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