パーソル、RPA専門人材を育成・派遣する新サービス「RPAアソシエイツ」を開始

2018.07.11
RPA専門人材の枯渇を解消、生産性向上を支援

パーソルテンプスタッフ株式会社と、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社は、2018年7月10日、RPA専門人材を育成・派遣する新サービス『RPAアソシエイツ』を開始すると発表した。

両社はともに、総合人材サービスを提供するパーソルグループの企業。『RPAアソシエイツ』は、RPA専門人材の枯渇を解消し、さらなる企業の生産性向上を支援すべく、提供が開始されている。

22倍にまで拡大したRPAの市場規模

昨今、日本においては少子高齢化に伴う労働力人口の減少が進行しており、2025年には約583万人の労働力が不足すると予測されている。

こうした状況において、人が行う仕事の自動化を実現するRPAへの注目が、高まるようになった。2015年には2億円だったRPAの市場規模は、2018年には22倍にあたる44億円にまで拡大。2021年には、80億円以上に達するとも言われている。

しかし、RPAへのニーズが高まる一方で、RPAの専門知識や専門ツールの操作スキルを有した人材は、不足が続いている。そのため、多くの企業でRPAの導入が進まず、また導入したものの活用できていないといったケースが増加。『RPAアソシエイツ』は、こうした事態へ対応すべく、提供が開始された。

専門人材を年間1000人育成・派遣

『RPAアソシエイツ』では、パーソルテンプスタッフに登録する派遣スタッフを対象に、RPA専門人材育成を目的とした約1ヵ月間(90時間)の集中研修を実施。修了したスタッフを、クライアント企業へ派遣する。

両社は同サービスにおいて、RPAツールを操作したロボット開発やメンテナンスまで対応できる専門人材を、年間1000人育成・派遣することを目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

RPAで日本の労働力不足解消へ 新サービス「RPAアソシエイツ」 – パーソルホールディングス株式会社
https://www.persol-group.co.jp/

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