薬剤師を派遣。日本調剤、「産休・育休代替派遣」を本格的に開始

2018.07.09
労働者派遣事業許可も取得

日本調剤株式会社は、2018年7月5日、薬剤師の働き方における福利厚生の支援事業として「産休・育休代替派遣」を本格的に開始すると発表した。

同社は、全国47都道府県で調剤薬局を展開する企業。「産休・育休代替派遣」の開始にあたって同社は、東京本社が今年4月1日付けで労働者派遣事業許可を取得している。

安定した質が担保される

「産休・育休代替派遣」は、派遣元である日本調剤と派遣先である社外薬局との間で労働者派遣基本契約(派遣パートナー契約)を締結し、産休・育休取得により薬剤師が不足する際、計画的に派遣薬剤師が供給されるというもの。

派遣される薬剤師は、同社の薬局で勤務したスキルと、同社の高度な教育制度によって培われた知識を持ち、安定した質が担保される。派遣される薬剤師にとっても、派遣先での産休・育休代替業務が終了した後でも日本調剤の従業員であり続けるため、業務終了後の就業先の不安がない。

「常用型派遣」として提供

なお、この「産休・育休代替派遣」は、派遣先での就業期間中のみ雇用関係が発生する「登録型派遣」ではなく、日本調剤の従業員である薬剤師を派遣する「常用型派遣」として提供される。「常用型派遣」は主として、高い専門性を持つ人材を柔軟に活用したい事業主からのニーズが高い派遣の形態となっている。

日本調剤は今後も、これまでに培った薬剤師育成の実績などを活用し、様々なサービス開発につなげるとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本調剤株式会社
http://www.nicho.co.jp

病院向け「産休・育休代替薬剤師派遣サービス」を開始 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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