ジェイック、レポート「新入社員の特徴と指導ポイント」2018年版を発表

2018.05.25
「傾向」と「対策」をまとめた

株式会社ジェイックは、2018年5月23日、レポート『新入社員の特徴と指導ポイント(2018年版)』を発表した。

同社は、20代向けの就職支援事業を展開している企業。同レポートは、同社新入社員1049名の研修に携わったメンバーが導き出した「傾向」と「対策」をまとめたもの。経営者・上司・人事が、若手社員について知っておくべき指導ポイントを、説く内容となっている。

「洞察力」「吸収力」「変化対応力」が高い

ストレートで入社した2018年度の大卒新入社員は、1995年生まれにあたる。この1995年は、仕事の在り方・働き方をIT技術が変えていくきっかけになった年であると、同社は規定。新入社員たちを、ソーシャルネットワーク形成やITテクノロジーの発展と共に成長してきた世代であると見る。

この世代は、学生時代からメール・LINE・ツイッターを通してコミュニケーションを取り、また情報収集を行うのが「日常」となった。そのため、空気を読んで周りの言動に合わせる傾向が強くなっていると、同社は分析。周囲に合わせて自分の行動を柔軟に変えていく「洞察力」「吸収力」「変化対応力」が高いと、考察している。

2018年度の新入社員は「水族館のやどかり」

同レポートにおいて同社は、2018年度の新入社員の特性を「水族館のやどかり」と名付けている。「常に周りを伺い、嫌なことがあるとすぐに殻に閉じこもる」「自分に合わない居場所は、すぐに変える」「整えられた環境にいながらも、常に不安を抱えている」というのが、その理由だという。

同時に同社は、同レポートにより新入社員の傾向や育った時代背景を知り、育成に繋がることを願っているとのこと。

(画像はジェイックの公式ホームページより)

▼外部リンク

経営者、上司、人事が知っておくべき新入社員の特徴と指導ポイント【2018年版】 – 株式会社ジェイック
https://www.jaic-g.com/r/2018ShinjinReport.pdf

「新入社員の特徴と指導ポイント(2018年版)」発表 – 株式会社ジェイック
http://www.jaic-g.com/newsrelease/kisokiso2018.pdf

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石藤明人
石藤明人