ワークシフトと九電、九州地区での外国人雇用促進を目指し、実証実験を開始

2018.05.17
採用前の海外人材と企業が互いを評価

ワークシフト・ソリューションズ株式会社と九州電力株式会社は、2018年5月15日、九州地区における外国人雇用および地方創生促進を目指し、実証実験を開始したと発表した。

ワークシフトは、インターネット上で簡単に仕事を依頼できるグローバルなクラウドソーシング事業を運営している企業。同実験は、ネット経由で採用前の海外人材と企業が互いを評価し合うというものになっている。

世界200カ国からの登録を持つワークシフト

これまでの外国人雇用では、短時間の面接などはできても、実際の働きぶりを確認することは不可能な場合が多かった。そのため、業務内容と求めていた人材の不一致が、採用後に発生することも多い。今回の実証実験は、こうした問題を解決すべく行われている。

同実験では、世界200カ国から7万人以上の登録を持つワークシフトのプラットフォームを、カスタマイズして活用。「日本で働きたい」と考える海外在住者の識別を行った上で、採用前にネット経由で仕事をしてもらい、企業と互いに評価を行うという。

外国人が働きやすい社会インフラも構築

九州地区では現在、高齢化と人口減少が社会問題となっている。同実験は、有能な外国人を呼び込むことで九州を活気あふれる場所にする狙いも、中長期的な目標として持っているという。

なお同実験において九電グループは、九州地区のネットワークを活用し、外国人の雇用を促す活動を展開。外国人が働きやすい社会インフラの構築も、視野に入れているという。加えて、地元企業や自治体に対し、外国人採用に関するコンサルティングを提供するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ワークシフト・ソリューションズ株式会社
https://workshift-sol.com/

外国人雇用と地方創生を目指しワークシフト・ソリューションズと九州電力が実証実験開始 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/

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kakimoto