大和リース、商業施設のパート労働者の待遇を改善し、「SCスマイルプランナー」と命名

2018.04.30
パートタイム労働者の「働き方改革」

大和リース株式会社は、2018年4月24日、同社が運営する商業施設のパートタイム労働者(施設管理)について、今年4月より待遇改善を行ったと発表した。

同社は、大和ハウスグループの企業。今回の待遇改善について同社は、パートタイム労働者の「働き方改革」であるとしている。

月給制へと変更、無期労働契約転換も可能

同社の旧制度では、パートタイム労働者の給与は時給制で支給されていた。

しかし今回の待遇改善により、制度を刷新。新制度では月給制へと変更され、病気で欠勤が生じても月額固定給が下がらない(欠勤控除が無い)体系となっている。また、業務グレードに応じたグレード手当や賞与を支給する賃金体系への改定も、行われた。

また今回の待遇改善では、無期労働契約に転換できる独自ルールも制定されている。同社では、有期労働契約が繰り返し更新され「通算2年」を超えた際、労働者の申し込みにより期間の定めない労働契約(無期労働契約)への転換が可能となった。

働きやすい企業としての環境整備を進める

待遇改善と同時に大和リースは、商業施設のパートタイム労働者を「SCスマイルプランナー」と命名。この名称は、「商業施設(ショッピングセンター・SC)の来店者を笑顔(スマイル)にする機会」を、社員と一丸となり創出(プランナー)するという意味の造語だという。

同社は今後も、働きやすい企業としての環境整備を進めることで、従業員にとって魅力ある職場づくりを行うとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

パートタイム労働者の働き方改革 商業施設勤務者の待遇改善について – 大和リース株式会社
http://www.daiwalease.co.jp/press/180424_syo.pdf

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