月5000円まで会社が負担。ITベンチャー・パーソンリンクの「おしゃれ手当」制度

2018.04.16
2016年10月より導入

株式会社パーソンリンクは、2018年04月12日、社内制度として『おしゃれ手当』制度を設けたことを発表した。

同社は、AIシステムやIoTサービスの開発を手がけるITベンチャー企業。『おしゃれ手当』は、「身だしなみ」や「おしゃれ」にかかる費用のうち、月5000円までを会社が負担するという制度であり、2016年10月より導入されている。

「イケてるエンジニア」像を確立すべく

昨今、IT技術はどの企業においても不可欠なものとなった。しかしその一方で、恒常的なエンジニア不足が業界の課題となっている。「エンジニアを目指す若者がもっと増えてほしい」と願う同社は、エンジニアが「憧れの職業」となる方法を考え、『おしゃれ手当』制度を導入した。

同社によれば、一般的にエンジニア職は「暗い」「人とのコミュニケーションが苦手」「モテない」といったパブリックイメージを持たれることが多いとのこと。そこで同社は、若者の「憧れ」を喚起するためには、こうしたイメージの払拭が必要であると判断。自ら「イケてるエンジニア」像を確立すべく、『おしゃれ手当』制度を立ち上げに至ったという。

取引先企業からも好評価を得ている

『おしゃれ手当』制度により、パーソンリンク社員は男女問わず「おしゃれ」に使った費用のうち5000円を会社から受け取ることができる。支給条件は、新しい服や髪型など自らの「おしゃれポイント」について社内SNSでアピールし、他の社員よりコメントを3つ以上もらうこと。この制度により、同社社員は服飾に興味を持つようになり、取引先企業からも好評価を得ているという。

なお同社は、2018年4月1日より『おしゃれ手当』制度をさらに拡大。靴・かばん・腕時計といった服飾小物や化粧品購入も適用範囲に含めている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社パーソンリンク
https://person-link.co.jp/

エンジニアの3大イメージ払拭へ 渋谷のITベンチャー企業 「憧れの職業」目指し新制度導入 – DreamNews
http://www.dreamnews.jp/press/0000171913/

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石藤明人
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