レバレジーズ、障がい者の雇用を促進する就労支援サービス「ワークリア」開始

2018.04.16
まず直接雇用し、就業訓練の後、企業へ紹介

レバレジーズ株式会社は、2018年4月12日、障がい者の雇用促進を目的とする就労支援サービス『ワークリア』を開始したと発表した。

『ワークリア』は、未経験・就業経験の少ない障がい者をまず同社が直接雇用し、就業訓練を行った後に企業へ紹介するというサービス。本年4月1日より開始されている。

引き上げられた障がい者法定雇用率

2018年4月に施行された「改正障がい者雇用促進法」では、企業の障がい者法定雇用率が2.0%より2.2%へ引き上げられた。雇用分野での合理的配慮の提供が義務となり、これまで障がい者雇用に積極的に取り組んでこなかった企業にとっては大きな経営課題となっている。

しかしその一方、これまで雇用機会に巡り合えなかった就労希望の障がい者にとっては、この改正は「絶好の機会」となる。また、障がい者の活躍の場が拡大することは、働き手を増やす効果も期待できる。

こうした状況を受けてレバレジーズは、『ワークリア』を開始した。同サービスでレバレジーズに直接雇用された障がい者は、PCスキルやビジネスマナーなど長期就業を支える基本的なビジネススキルも習得する。インターンシップ形式で就業訓練を行った後、企業へ紹介され、定期的なキャリア相談も行われるという。

『ハタラクティブ』のノウハウも活用

『ワークリア』では、レバレジーズが展開している第二新卒向け就職・転職支援サービス『ハタラクティブ』のノウハウも活用される。『ハタラクティブ』は、「一人でも多くの人が未来に希望を持てる社会」の実現を理念として、70000人以上の就職を支援。このノウハウにより『ワークリア』は、障がい者にとって働きやすい・スキルが身につきやすい環境を作るとしている。

同社は今後も、「時代を動かす企業」を目指すとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

改正障がい者雇用促進法に対応 障がい者就労支援事業を開始 – レバレジーズ株式会社
http://leverages.jp/

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