テルモ、「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取り組みを行う企業表彰」受賞

2018.03.05
最高位にあたる優良賞を獲得

テルモ株式会社は、2018年3月2日、2017年度『がん患者の治療と仕事の両立への優良な取り組みを行う企業表彰』において、優良賞を獲得したと発表した。

同表彰制度は、がん対策推進計画の一環として東京都が実施しているものであり、がん治療と仕事の両立に関する優良な取り組みを行っている企業を表彰している。今回テルモが獲得した優良賞は、同表彰制度の中でも最高位にあたる。

健康増進の取り組みを推進しているテルモ

テルモは、医療に携わる企業として社員の健康を守るとともに、社員一人ひとりが高い健康意識を持つよう、経営トップが率先して健康増進の取り組みを推進。こうした取り組みの一環として、がん対策も実施している。

同社では、産業保健スタッフを中心としてがん検診未受診者への呼びかけを積極的に実施。同社の従業員は、法定健診(一次検査)のみならず、二次検査についても業務命令として勤務時間内に受診している。こうした取り組みにより、特に受診率が低かった営業拠点の受診率は、2012年度の60%から2016年度は90%超と大幅に増加したという。

社員が健康で働ける環境整備を進める

『がん患者の治療と仕事の両立への優良な取り組みを行う企業表彰』は、がんをはじめとした傷病を抱える勤労者に対して、治療と仕事の両立の促進を目指すべく実施されているもの。テルモは、がん就労支援制度の制定により柔軟な働き方を実現したことや、がんの早期発見・早期治療の施策に積極的に取り組みんでいることが評価され、今回の優良賞獲得に至った。

テルモは今後も、社員の健康が企業の持続的成長につながるという考えの下、社員が健康で働ける環境整備を進めるとしている。

(画像はテルモの公式ホームページより)

▼外部リンク

東京都のがん就労支援表彰で最高位の「優良賞」を受賞 – テルモ株式会社
http://www.terumo.co.jp/pressrelease/20180302/330

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kakimoto