アデコ、2018年1月より派遣社員専任担当者を全国へ配置

2017.12.24
「キャリアコーチ」制度を全国主要都市で展開

総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社は、2017年12月21日、派遣社員専任担当者を全国へ配置し、キャリア開発支援を強化すると発表した。

同社は、アデコグループの日本法人。今回の取り組みは、専任担当者である「キャリアコーチ」の制度を、2018年1月より全国主要都市へ展開するというもの。

それぞれの志向に合わせてコーチングを行う

アデコは、派遣社員のパフォーマンス向上とキャリア開発を目的として、「キャリアコーチ」制度を2016年から導入。首都圏内1都3県において、就業する派遣社員を対象とするサポートを実施してきた。

「キャリアコーチ」は、求職者が適職に就業することを支援し、就業中の派遣社員のモチベーションを高めつつスキルアップができるよう、それぞれの志向に合わせてコーチングを行う専任担当者。就業先における派遣社員のパフォーマンス向上を図ることで、顧客企業の生産性向上にも貢献している。

2015年に施行された改正派遣法では、派遣社員に対する雇用元の教育訓練義務が追記された。「キャリアコーチ」を通じた派遣社員の長期的なキャリア形成支援は、人財サービス会社としての責務であると、アデコは考えている。

約20000名の派遣社員にキャリア支援を実施

2018年1月より実施されるキャリア開発支援強化では、札幌・仙台・名古屋・関西圏の各拠点にも、新たに「キャリアコーチ」の組織を展開。総勢約150名の「キャリアコーチ」が、現在の約40%増加にあたる約20000名の派遣社員に対して、キャリア支援を実施する予定だという。

アデコは今後も、人財サービスのグローバルリーダーとして雇用・労働に関わる様々な施策を展開するとしている。

(画像はアデコの公式ホームページより)

▼外部リンク

派遣社員専任担当者を全国へ配置し、キャリア開発支援を強化 – アデコ株式会社
http://www.adecco.co.jp/

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