エス・エム・エス、福島県の事業者再開支援へ向けた人材マッチング事業に参加

2017.11.08
医療介護領域のU・Iターン促進強化を担当

株式会社エス・エム・エスは、11月6日、福島県の被災12市町村における事業者再開支援へ向けた人材マッチング事業に、同社グループが参加すると発表した。

同社は、介護・医療の情報サービスを提供する企業。同事業において同社は、医療介護領域の事業者の具体的な人材確保策として、全国の求職者に向けたU・Iターン促進強化を担当する。

地域内外の人材と事業者とをマッチング

この人材マッチング事業は、経済産業省から事業の委託を受けた福島求人支援チームが、公益社団法人 福島相双復興推進機構(福島相双復興官民合同チーム)と連携して実施するもの。避難指示の対象となった市町村の事業者などを対象として、地域内外の人材と事業者とのマッチングを通じた人材確保支援を、目的としている。

福島求人支援チームは、株式会社ビズリーチや一般社団法人RCF、PwCあらた有限責任監査法人などが名を連ねる団体。被災事業者への戸別訪問により、雇用ニーズをきめ細かく把握した上で、被災市町村内外の人材に対して求人情報の発信や各種イベントを開催するという。

多くの医療職種従事者の集客に注力

同事業においてエス・エム・エスは、医療職種従事者向けU・Iターン促進セミナーと、3回実施されたバスツアーの集客を担当。セミナーでは、福島県外から転居して復興プロジェクトに加わった看護師が、参加した24名の看護職に対して、様々な面から福島の「今」を紹介したという。

エス・エム・エスは、今後も「福島県で働きたい」という人材を増やすべく、医療職種向け求人媒体やコミュニティサイトを用いて、多くの医療職種従事者の集客に注力するとしている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

福島県被災地の医療介護領域の事業者向けの復興支援事業に参加 – 株式会社エス・エム・エス
https://www.bm-sms.co.jp/prs_171106_fukkousien/

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石藤明人
石藤明人