中小企業のネット利活用を応援、「はじめの一歩委員会」活動開始

2017.10.18
わかりやすく、リーズナブルなサービスを目指す

10月12日、ネッパン協議会は、中小企業向けに、「利用ハードルの低いネット利活用サービス」を提供する体制の構築を目的に活動する「はじめの一歩委員会」の立ち上げを発表した。

知識不足や費用問題などが原因で、ネットの運用に踏み出すことができない中小企業に対し、複雑ではなく、シンプルでわかりやすく、リーズナブルなサービスを提供していくとある。

ネッパン協議会とは?

ネッパン協議会は、地方を中心とした中小・成長企業の経営課題である「販路拡大・販売力強化」を、ネットの利活用から解決に導くことを目的として設立された社団法人。団体名は、一般社団法人中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会である。

ネッパン協議会を含め、地方自治体、経済団体、金融機関、有識者、既存の中小企業支援団体、ネット業界等の協力体制で、強固な支援体制の構築を目指している。

また、ネッパンクラブは、「インターネット販路開拓・販売強化支援プラットフォーム」であり、インターネット利活用に、ハードルも持つ中小企業と、インターネット利活用の相談を受ける金融機関や行政機関などのためにある。ネッパンクラブの賛助会員は、16社3団体で成り立っている。

「はじめの一歩委員会」活動内容とは?

「はじめの一歩委員会」の活動は、月1回の会合や情報交換があるという。また、ゲストを招いての講演やセミナー資料作成などを行う。活動期間は、平成29年9月~平成30年3月となっている。

活動の参加条件は2つ。1つ目は、コストを大きくかけられない中小企業であっても、成果を出し、サービスの提供ができると自信のある会員であること。

2つ目には、中小企業向けのプロダクトを研究および開発したい会員で、参加条件のいずれかに該当することが必要とある。

これからの活動は、中小企業のネット活用を応援し、情報交換やサービス研究等に取り組んでいくとある。

(画像はホームページより)

▼外部リンク

一般社団法人中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会
https://internet-utilization.or.jp/

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