建設現場向けの働き方改革システム「e-Stand」、サービス提供開始へ
2018.10.20
株式会社Will Smartと飛島建設株式会社グループは、2018年10月22日、建設現場向けの働き方改革システム×ECビジネスのプラットフォーム『e-Stand』のサービス提供を開始する。
『e-Stand』は、「働き方改革」に貢献する各種コンテンツサービスと、EC(Electronic Commerce・電子商取引)機能を併せ持つデジタルサイネージシステム。各サービスは、デジタルサイネージやスマートフォンアプリを通じて提供されるという。
建設現場における作業スタッフは、日々異なる建設現場で就労することが多い。そのため、就労状況や健康状態の把握については、難しい面がある。しかし「働き方改革」の推進が求められる昨今、建設現場においても、正確かつ効率的な作業スタッフの勤怠管理や健康管理の仕組みづくりが求められるようになった。
こうした社会的要請に応えるべく『e-Stand』は、建設ICT改革の一環として作業スタッフの入退場管理サービスを提供する。このサービスは、虹彩認証機機能によって作業スタッフの虹彩情報を読み取り、入退場情報を記録するというもの。また今後は、作業スタッフの保有資格や習熟経験などの包括的把握や、健康管理についても、可能になるという。
建設現場では、安全教育もまた非常に大切なものとなる。今後は外国人スタッフの就労も想定されうるため、個別事情や文化的背景の違いにも対応した多様な手法での安全教育が必要とされている。『e-Stand』は、こうした課題にも対応。デジタルサイネージを通して、各種教育コンテンツを提供するとしている。
両社は今後も、建設現場の生産性向上と利便性向上につながる各種サービスを、『e-Stand』を通じて提供するとしている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「e-Stand」サービス開始 「働き方改革システム × ECビジネス」の共創プラットフォーム構築 – 株式会社Will Smart
https://willsmart.co.jp/news/2018/3344.html
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