デル、ITコンシェルジュの募集、「ひとり情シス」の企業支援

深刻なITコンシェルジュ不足

デル株式会社は、エンドツーエンドのソリューション・プロバイダーで、世界市場のトップシェアを誇る企業。26日のプレスリリースによると、日本国内の中堅企業でのIT人材不足を回避するため、取り組みとして、ITコンシェルジュの増員を発表した。

また、深刻な「ひとり情シス」の企業の支援強化と、IT人材の育成も目的としている。

独自の人材育成プログラム

デルのインサイドセールス（内勤営業）は、創業者マイケル・デルによる、ビジネスモデルの構築で、お客のIT問題に関する生の声を、電話やメールを活用して対応してきた。

デルの日本独自の人材育成プログラムは、「情報セキュリティマネジメント」や「ITコーディネーター」などの資格取得を支援。技術的な疑問や質問には、専門チームのサポートがある。

スキルを習得し、真のお客へのパートナーとなったインサイドセールス（内勤営業）には、ITコンシェルジュ（ITインフラコンシェルジュ、クラウドコンシェルジュ）の称号が与えられ、昇進のチャンスへとつながる。

地方のIT人材不足に歯止め

特に、ITの人材不足は地方が深刻。Uターン就職や転職を視野に入れた地方出身者の入社を積極的に行い、地方のIT人材不足にブレーキをかけるのを目指す。

また、福利厚生制度として、引越手当一時金（引越に伴う全般の費用）や、リモートワークプログラム（在宅勤務制度）を導入。住み慣れた地方で、新たな働き方の環境を支援する。

デルは、これからも、業務の効率化につながる製品や優れたサービスの提供のため、年齢を問わず、若手から経験豊富なベテランの募集を受け付けている。

（画像は公式ホームページより）

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