育児休業後の定着率3年連続100%【ナリス化粧品】

2017.04.27
日本は女性にとって働きにくい環境?

ナリス化粧品は、過去3年間(2014年~2016年)の女性正社員における育児休業取得後の定着率は100%。過去10年間(2007年~2016年)の育児休業取得後の復職率は98.8%、妊娠後の継続就業率は91.0%となったことを発表した。

少子高齢化や労働者不足が深刻化するなか、女性が働きやすい環境整備は社会全体の課題である。

厚生労働省の発表によると、日本の平均育休復職率は92%と高いが、実際は第一子の妊娠後も仕事を継続する女性の比率は38%、出産退職者は34%。多くの女性が両立できない、または厳しいと判断し、産休・育休取得前に離職を選択している。

女性が輝き、活躍できる社会を応援

ナリス化粧品は化粧品を通じて、女性が輝き、活躍できる社会を応援することを原動力に、事業拡大を成功させた創成期を経て、「女性活用」は経営に不可欠と考え、女性の積極雇用や働きやすい環境づくりに努めている。

子育て支援の例として、小学校就学前の子どもを養育する正社員に対し、対象となる子ども1人につき月額2万円の支援金を支給する復職支援金制度。

小学校6年生以下の子どもをもつ社員が希望した場合、1日5時間までの時短勤務が可能な育児育児短時間勤務の制度を設けている。

時間外勤務を子どもが3歳までは免除し、小学校卒業時点までは3時間以内とする制限を設けている。

また、退職金制度では休職中も勤務期間扱いとして休職による退職金等への影響をなくしている。

さらに、相談窓口を設け、休職中の不安や質問へ対応している。

(画像はナリス化粧品 ホームページより)

▼外部リンク

ナリス化粧品 プレスリリース:
https://www.atpress.ne.jp/news/126400

ナリス化粧品 ホームページ:
https://www.naris.co.jp/

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