女性の活躍を目指して厚労省が取り組み計画をアップデート

2017.04.11
女性活躍の推進とワークライフバランス推進の二大柱

4月3日に、厚生労働省が、「厚生労働省における女性活躍とワークライフバランス推進のための取組計画(ポイント)」を発表した。

今回発表された取り組みは、「厚生労働省における女性活躍とワークライフバランス推進のための取組計画(2015年4月1日厚生労働大臣決定、2016年4月1日一部改正)」に基づいて、進められている同省独自の取り組み。

フレックスタイム制の導入など就業環境を抜本的に改革

今回、厚生労働省によって発表された「厚生労働省における女性活躍とワークライフバランス推進のための取組計画(ポイント)」は、「職員の仕事と生活の調和推進のための改革」「女性活躍推進のための改革」「次世代育成支援対策に関する具体的取り組み」「推進体制」の4パートから構成されている。

「職員の仕事と生活の調和推進のための改革」においては、「働き方改革・休み改革」「育児・介護等と両立して活躍できるための改革」の2種類の改革案が提示されており、人事評価や出退勤管理に関する取り組みやテレワークの拡大、フレックスタイム制の導入などが明示されている他、男性職員への育休取得に関する取り組みについて計画が盛り込まれている。

また、「女性活躍推進のための改革」として、女性の採用の拡大、女性のキャリア形成支援の具体案が計画されており、「次世代育成支援対策に関する具体的取り組み」において、妊産婦および育児中の職員への配慮として就業制限等の遵守や授乳室等の整備を行うことで、子育てバリアフリーを促進するといった計画も立てられている。

(画像は厚生労働省トップページより)

▼外部リンク

厚生労働省プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/topics/2017/04/tp0403-1.html

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