人手不足の解消に貢献 「外国籍人材派遣」の課題と解決

2017.02.28
「外国籍派遣メンター制度」の導入

日本商工会議所の調査によると、全国の中小企業の約半数が人手不足を感じているという。そうした中、外国籍人材の雇用が注目されているが、カルチャーギャップによる課題も見受けられるという。

株式会社シーエーセールススタッフでは、外国籍の営業コーディネーターによる「外国籍派遣メンター制度」を導入し、外国籍派遣スタッフの就労インフラの整備、企業とのミスマッチの予防、トラブルの予防・解決の強化・仕組化に取り組んでいることを、2月21日に発表した。

外国籍人材の雇用と課題

日本企業での外国籍労働者数は2015年には91万人になり、5年間で26万人も増えている。外国籍人材は人手不足の解消に大きく貢献しているといえる。

しかし、文化や習慣の違い、言葉の壁、仕事に対する価値観・優先順位の違い、モラルの違いなどが要因となり、「同僚や上司とのトラブル」や「短期間での離職」などが課題となっている。

シーエーセールススタッフでは、「外国籍派遣メンター制度」のほか、就業上の規則や注意事項の中国語版をリニューアルすることにより、日本語では伝わりにくかった細かいニュアンスの理解、ミスマッチの予防対策を強化した。さらに、外国籍派遣スタッフの教育について、配属先店舗やクライアント企業に配布する「教育のノウハウ」の資料を2017年3月から配布する予定だという。

外国籍派遣スタッフから支持

シーエーセールススタッフの「外国籍メンター制度」などの対応は、外国籍派遣スタッフから、『言葉が通じる(細かいニュアンスが伝わる)』、『習慣、文化、考え方の「違い」について共感し合える』、『対処方法などの具体的なアドバイスがわかりやすい』といった支持を得ており、課題解決の強化につながっているようだ。

(画像はクリエイティブアルファグループホームページより)

▼外部リンク

クリエイティブアルファグループ プレスリリース
http://c-alpha.com/ca-salesstaff-gaikokuseki-haken/

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kakimoto