現役企業人事担当者に聞いた!「採用面接時のLGBT対応」に関する調査結果

2016.10.24

18日、LGBTマーケティングラボは、2016年9月5日から10月4日にかけて、現役企業人事担当者180名を対象に「採用面接におけるLGBT」に関する意識調査を実施した。

この調査は、働く女性のヒューマンログマガジン「BiJinji Woman」を運営する株式会社CIN GROUPに協力を仰いだ。

現役人事担当者の約6割が「採用面接時にカミングアウトしてほしい」と回答

採用面接でカミングアウトされたことがある人は180人中31人(17.2%)であった。

今までに何人からカミングアウトされたか、の問いに対し、1人と答えた人が22人(71.0%)であった。また、2人以上の人からカミングアウトされたと答えた人も9人(29.0%)に上る。

LGBT当事者にカミングアウトしてほしいとした人は、179人中106人(59.2%)と半数を超えた。

その理由は、採用後のことを考えた意見が多数であった。「自分らしく働いてもらいたいから」75人(42.8%)や、「最初にオープンにしてもらった方が採用後に対応しやすい」が22人(12.6%)であった。

LGBTへの理解はまだまだ不足も

反対に、カミングアウトしてほしくないと答えた理由は、「どう対応していいかわからないから」が29人(16.5%)、「採用結果に影響を与えたと思われたくないから」が20人(11.4%)であった。LGBTに対しての理解がまだまだ不足している実情が表れている。

LGBTマーケティングラボは、今後も世の中のLGBTに関する調査・研究、情報発信を通じて、企業の商品開発やLGBTマーケットの活性化を促進していきたい、としている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

LGBTマーケティングラボ 調査レポート
http://lgbt-marketing.jp/2016/10/18/human-resource-lgbt/

プレスリリース PR TIMES「「現役人事180名に聞いた、採用面接時のLGBT対応」に関する調査」
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000018555.html

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