ロート製薬、兼業を認める新しい働き方「社外チャレンジワーク制度」開始

2016.06.22
会社の枠を超えて働<新しい制度

14日、ロート製薬株式会社は、会社の枠を超えた新しい働き方「社外チャレンジワーク」をスタートさせると発表した。

2016年2月、会社や部門という枠組みを超えた働き方に挑戦できる「社外チャレンジワーク制度・社内ダブルジョブ制度」を制定しており、これを本格的に開始するものである。

ロート製薬の「社外チャレンジワーク制度」が投げかけるもの

「社外チャレンジワーク」とは、本業を大切にしながら、土日祝日と就業後なら、ほかで業務を行ってもかまわないというもの。

同じ組織の中で、同じ業務を毎日行う中では、ついつい守りの姿勢に入り、新しいことにチャレンジしようという気概が失われがちである。

「社外チャレンジワーク」に挑戦することで、企業だけではなくNPO法人、プロボノをはじめとしたボランティア活動全般など、多様な団体での業務を経験することにより、新しい知見や人脈を得て、人材の多様性を促進することが期待されている。

3月上旬まで応募を受け付け、60名強の社員から応募があった。入社3年目以上の社員であれば、各人の働き方に合わせて、柔軟に対応する予定である。

本来職業選択の自由が保証されているものではあるが、兼業は業務に支障を来すと就業規則で禁止されている企業がほとんどである。

今回のロート製薬の取り組みは、上場企業が認めたことでもあり画期的といえる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

ロート製薬 プレスリリース
http://www.rohto.co.jp/news/release/2016/0614_01/

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kakimoto