NTTドコモ、新社長は初の生え抜きからの昇格である吉沢氏!
2016.05.05
ドコモ新社長は生え抜き!
株式会社NTTドコモ(以下「ドコモ」)は吉沢和弘副社長(60)が社長に昇格する人事を固めた。6月16日の株主総会を経て正式に就任する。加藤薫社長(64)は相談役に就く見通し。
ドコモは今月13日に人事を発表する予定。経営陣の刷新することで競争力の強化を図り、激化する携帯電話大手3社の競争に対応する。
吉沢氏は群馬県出身で、昭54年に岩手大工を卒業し、日本電信電話公社(現NTT)に入社。平成4年にドコモの前身であるNTT移動通信網が発足した際にNTTから移った。
その後も、同社で経営企画などの部門を経験し、平成23年にドコモの取締役執行委員を経て、平成26年には副社長に就任している。まさにドコモ生え抜きともいうべき経歴をもつ。
慣例を破る生え抜き昇格
これまでドコモの社長は、親会社のNTTで一定の役職を経験した人材を送り込むことが慣例になっていた。ドコモにおいて、トップに実質的な生え抜きが就くのは、吉沢氏が初めてであるという。
加藤社長は平成30年3月期に連結営業利益8,200億円を目指す経営計画の1年前倒しでの達成が視野に入り、収益改善にメドをつけたことから在任4年で交代する。
(画像はNTTドコモHP)
▼外部リンク
NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/
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