グラクソ・スミスクライン株式会社 女性活躍推進法の施行に向けた目標および活動を発表
2016.03.29
25日、グラクソ・スミスクライン株式会社(以下、「GSK」という)、は2016年4月1日より施行される「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」にあたり、目標及び取り組みに関する概要を発表した。

GSKはダイバーシティとインクルージョン(多様性と包括性)を戦略的な施策として推進している。ダイバーシティとインクルージョンのある組織を構築することで、イノベーションを促進し、社内外のステークホルダーとの信頼関係を築き、企業の継続的な成長を目指している。
2015年12月末現在では、取締役の50%が女性、管理職の15%が女性、社員の28%が女性、2015年の採用者の46%が女性、47名の障がい者を雇用、15名の男性社員が育児休暇を取得、とダイバーシティの実現に向けて積極的に取り組んだ結果が数値として表れている。
GSKは、2025年までに全社の管理職に占める女性比率を30%とするため、2020年までに20%とする、を目標として掲げている。
採用に関しては、求職者への積極的な広報とともに、新卒及び経験者採用における女性候補者の比率をあげることに取り組んでいく。
継続就業・職場風土に関しては、次に掲げた施策を中心に実施する。
男性労働者がもっと育児に携わるよう働き方の見直しを促すことや、短時間勤務制度・フレックスタイム制・在宅勤務・テレワークなどの柔軟な働き方を実現することで、様々な事情を抱える社員が働きがいを感じることのできる企業風土を醸成していく。
配置・育成・教育訓練や評価・登用に関しては、従来男性労働者が中心であった職場へ、女性労働者の配置を拡大し、成果主義を重視した人事評価に、育児休業・短時間勤務などの利用にも公平な評価ができる仕組みを盛り込んでいく。
多様なキャリアコースに関しては、個人のキャリア形成を尊重した、きめ細かい能力の開発や育成を支援し、さらには、社内公募を拡充していく予定である。
これらの施策を通じて、様々な違いを受け入れ、お互いを尊重し、共に働く環境を築くことでイノベーションを生みだし、日本における雇用モデルの進化に貢献していきたいと考えている。
(画像は「グラクソ・スミスクライン株式会社」HPより)
▼外部リンク
グラクソ・スミスクライン株式会社プレスリリース
http://jp.gsk.com/jp/media/press-releases/
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