社員が感じる「オーバーマネジメント」、会社からは4割強、上司からは3割強

2024.05.30
会社や上司からの管理に関する調査

株式会社リクルートマネジメントソリューションズは、「会社や上司からの管理に関する意識調査」を実施し、2024年5月28日に結果を発表した。

同調査は、経営者・役員を除く会社の正社員930名の回答をまとめている。会社に対して5~6割、上司に対して3~4割がオーバーマネジメントを感じていることが分かった。

「過剰感」会社は46.3%、上司は32.5%

会社からの管理を「過剰である」と回答した人は46.3%、「息苦しいと感じている」は45.9%、「わずらわしいと感じている」は46.9%だ。

「これがなければ、もっと高い成果が出せるのにと思うルールや手続きがある」は60.0%となっている。具体的には「ノルマ・監視・規則」などだ。

また上司からの管理を「過剰である」と回答した人は32.5%、「息苦しいと感じている」は34.7%、「わずらわしいと感じている」は35.9%、「これがなければ高い成果が出せるのにと思うような、上司からの管理がある」は39.1%であった。

「細かな指示・報連相・介入」などに関するエピソードが示されている。

求められる管理体制

一方でルールについて意見が言える、説明がある会社、「失敗してもチャレンジすることを推奨している」会社は過剰感が低い。ルールが従業員の健康や安全、成長の機会であることが認識できるようにすることが求められる。

また上司に関しては、「自律的に働けるよう任せてくれる」「意見を聞いてくれる」上司が求められていることが分かった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

リクルートマネジメントソリューションズのプレスリリース
https://www.recruit-ms.co.jp/news/

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高野勤一
高野勤一