業務委託契約と派遣契約のメリットデメリットを紹介
2015.11.06
流通やサービス業を専門とするアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグは、同社がおこなう事業の内容となる、「要望によって様々な雇用形態を実現 派遣契約業務案件のご紹介」についての説明をしている。
同社では20万人を超えるメディアクルー(登録スタッフ)を抱え、小売店舗などの売り場を定期的に訪れ、売り場の整備と保守管理や売り場獲得の交渉をおこなう“ラウンド事業”(リアルショップサポート)を展開している。
このラウンド事業は、顧客のニーズに応じた契約形態に対応し、業務委託契約と派遣契約のいずれの対応も可能となっているが、この両方の契約についての比較をしながら、派遣契約での業務を紹介する。
人材派遣(派遣契約)の場合、必要なスキルを持つスタッフが派遣でき、必要な期間のみ利用できるため過剰な雇用を抑えることができる。それによりメーカーからの直接的な指示による業務がおこなるため、従業員に近い感覚で利用できる。
しかし派遣社員の管理にコストが掛かり、また制限された期間のみの利用のため、戦略的経営がしにくくなるデメリットを持つ。そのためメーカーでMDを管理できる人材が多く、雇用のコストを抑えたい場合に有効となる。
一方業務委託(業務委託契約)は、希望する範囲の業務や事務をメディアフラッグに委託し、同社が事務局の運営やラウンダーの管理等、各種業務をおこなう仕組みとなる。
メーカーは委託した範囲の管理業務が無くなり、アウトソーシングにより組織としての知識や経験を蓄積可能。また第三者からの視点で業務改革を進めることもできる。
反面、メーカーからの直接的な指示ができず、情報伝達が滞る可能性もある。また業務内容など不透明となり、時間的な制約もある。そういったことから、管理する人材が足りず、指示命令・管理などを含めて委託したい場合に有効となる。
全国各地に営業が配置されているメーカーでは、MD(作業実施者)の管理や指示命令を、現地の営業から直接出すことで指示の伝達などがスムーズにおこなる。
アウトソーシングで店舗ラウンドをしているメーカーが多くなる中、メーカーから直接MDへの指示命令がしたいという要望に応えるため、アウトソーシングを派遣契約に代え、指示命令系統をメーカーから直接MDにすることで、大人数のMDや幅広いエリアでも、コストを削減しラウンド業務を実施することが可能となる。
同社の派遣契約では、全国のメディアクルーの中から、メーカーのニーズにあった人材を厳正に精査し、そのうえで迅速な紹介が可能である。また派遣契約にも対応しているため、スタッフへはメーカーから直接指示でき、業務の効率化と契約更新・経費管理など事務業務の負担軽減に貢献できるものとなっている。
(画像はメディアフラッグより)
▼外部リンク
株式会社メディアフラッグ ニュースリリース
http://www.mediaflag.co.jp/news/1510/151027-003649.php
株式会社メディアフラッグ
http://www.mediaflag.co.jp/
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