今の仕事が面白い管理職は5割以上、管理職になりたくない社員は7割以上

2023.05.31
管理職の実態調査

株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、管理職の実態に関する調査を実施し、2023年5月26日に結果を発表した。管理職の5割以上が職務にポジティブに捉えているのに対し、一般社員の7割以上は管理職になりたくないと回答している。

ポジティブに捉えている管理職は56.4%

同調査は、企業規模300名以上の管理職1,072名、一般社員1,116名を対象に行っている。

「今の仕事が面白い」「管理職を続けたい」と現状をポジティブに捉えている管理職は56.4%、ネガティブに捉えている管理職は18.9%となった。

意識しているマネジメント行動は「顧客・メンバー・関係部門・協力者などから信頼を得られるように、相手を尊重し誠実に行動している」が95.2%、「問題意識を持って情報収集を行い、変化の兆しや進むべき方向を的確に捉えている」94.7%などが多くあげられた。

ネガティブに捉えている社員は77.3%

一般社員を対象に「今の仕事が面白い」「管理職になりたい」の割合を調べたところ、管理職に対してネガティブに捉えている社員は77.3%である。

一方で、「管理職を続けたい」「管理職になりたかった」の割合で分析したところ、もともと管理職に対してネガティブだったのが「管理職を続けたい」とポジティブに変化している管理職も16.7%いることが分かった。

管理職になりたかった理由は「報酬アップ」が57.7%、「スキルアップ」が39.0%、反対に管理職になりたくなかった理由は「向いていない」が46.6%であった。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本能率協会マネジメントセンターのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000082530.html

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高野勤一
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