84.2%が「新人・若手社員の戦力化」が必要と回答

2022.12.08
J.H.倶楽部の人事アンケート

株式会社日本能率協会マネジメントセンターは、同社の人事・人材開発情報サイト「J.H.倶楽部」でアンケートを行い、新人・若手社員の戦力化について調査した結果を2022年12月6日に発表した。約8割が戦力化の重要性を認識している。

新人・若手の早期戦力化に必要な要素

同調査は、J.H.倶楽部セミナー「早期戦力化につなげる新人・若手育成」の参加者140名の回答をまとめたものだ。

新人・若手社員の早期戦力化をどう受け止めているか聞いたところ「とても重要な課題」と回答した人は47.1%、「重要な課題」は37.1%で、合わせると84.2%だ。ビジネス市場の変化は激しく、多様な人材の採用と活用が必要であることを認識している。

新人の育成に関する課題については、1位が「成長意欲を持ち、必要な経験を自ら開拓する」で70.0%、2位は「目的を設定し確実に行動する」で56.4%、3位が「働くことの意味・目的を考えて行動する」で52.9%となった。

上位の回答を前年の調査と比較すると、ビジネスマナーや業務の習得を期待するよりも、新人がキャリア志向を持ち自律的な行動をしなければならないという考え方を持っていることが分かった。

77.8%が「研修の見直し」を検討

それに伴い、新人・若手社員研修の見直しを行っていくか聞いたところ「具体的に検討中」は15.7%、「一部見直しを検討中」は26.4%、「これから検討する」は35.7%で、合わせると77.8%が見直しをすると考えられる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

日本能率協会マネジメントセンターのプレス(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000092.000082530.html

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高野勤一
高野勤一