2022年の人事トレンドワード・「テレワーク」「DX人材」「人的資本経営」
2022.12.07
パーソル研究所調べ
株式会社パーソル総合研究所は、2022年12月5日に「人事トレンドワード2022-2023」を発表した。
これは、アンケート調査をもとに同社研究員と有識者で選考・分析し、変化の激しい人事領域が注力してきたテーマを3大ワードとして抽出。3大ワードは「テレワーク」、「DX人材」、「人的資本経営」となった。
テレワークの定着で議論
「テレワーク」は、2020年の新型コロナウイルス感染症拡大防止として取られてきた措置だが、事態が落ち着いた現在でもテレワークを継続するかどうかの議論が続いている。
最近では「ハイブリッドワーク」という働き方が増え、組織のマネジメントを議論するフェーズに入っている企業とそうでない企業に分かれてきている。
デジタル時代のDX人材育成
「DX人材」は、デジタル化の促進により人材不足が懸念されている背景から、DX人材の採用だけでなく人材育成にシフトしてきている。一方で、DXそのものへの理解が希薄であるところも多いと考えられ、2022年は企業が学び直しという現実的課題と向き合う機会となった。
人的資本経営の開示
「人的資本経営」は、機関投資家や欧米先行などの外圧によって注目が集まり、人事・経営者が情報収集に追われたことから2022年は「人的資本開示」元年になったと報告。来年以降、開示指標の経年変化や成長の度合いなどの成果で、企業間に差が出てくると予測している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社パーソル総合研究所のプレスリリース
https://rc.persol-group.co.jp/news/202212051100.html
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