「キャリア迷子」が増加傾向に、プランを「持っていない」人は53.6%

2022.11.17
若手社会人のキャリア観

株式会社グロービスは、ビジネスナレッジの定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」において、若手社会人のキャリア観に関する実態調査を実施し、結果を2022年11月16日に発表した。多くの若手社会人が「今後のキャリアプランを持っていない」ことが明らかになった。

キャリアに「満足」47.9%

同調査は、宮城・東京・愛知・大阪・福岡エリアに住む20~34歳の会社員・団体職員など750名の回答をまとめたものだ。

新卒入社してから、入社前と比べて「ギャップを感じた」人は61.5%、感じたギャップは「業務内容」49.7%、「働き方」45.6%、「人間関係」35.1%などが上位にあげられている。

現在のキャリアに「満足している」人は47.9%、「満足していない」人は52.1%であった。

若手社会人のプラン形成に課題

ギャップを解決するために自発的に行ったことについて、キャリアに満足している人は「会社・業務の理解に努めた」「人間関係の維持に努めた」「視野を広げるため情報収集を行った」などの項目の割合が高く、行動しなかった人は、「最低限の仕事しかしたくない」との割合が多かった。

今後のキャリアプランを「持っていない」人は53.6%、キャリアプランを持つために何をすれば良いか「分からない」人は90.8%に上る。キャリアプランを持たない人は、将来の期待も持っていないという回答が多い。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社グロービスのプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000084.000052928.html

特設サイト
https://hodai.globis.co.jp/

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高野勤一
高野勤一