企業の状況と環境が数値で分かる「ストレスチェック業界平均値レポート2021」
2022.07.21
AltPaperストレスチェックキットの統計分析
株式会社情報基盤開発は、「ストレスチェック業界平均値レポート2021」を2022年7月16日に公開した。同社が展開するサービス「AltPaperストレスチェックキット」利用データから算出されたもので、ストレス尺度と傾向などをまとめている。
全ての業界でストレス割合が10%超え
2021年は、全ての業界で高ストレス者割合が平均値10%を上回った。以前から10%を超える業界は存在していたが、全業界という結果は調査以来今回が初めてとなった。
ストレス尺度でみると昨年と同様に、多くの業界で仕事への不満や貢献度に不安を持つ「技能の活用度」、身体の不調が考えられる「身体愁訴」などにストレスを感じている傾向がある。
また「家族や友人からの支援度」も昨年同様で、コロナ禍による自粛生活や周囲への配慮、コミュニケーションの希薄化などが影響しているのではないかと分析している。
疲労感から考えられる影響とは
ほかにも「疲労感」数値も不良な業界が多く、これは身体的・精神的負担につながるのではと懸念される。これに関連し「自覚的な身体的負担度」も全体的に不良の結果を示している。
特にデスクワークは身体的な負担がないものと思われがちだが、足腰や筋力の低下、メンタルヘルスなどに影響する可能性があり、従業員の健康を改善する企業活動や取り組みが求められると指摘している。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社情報基盤開発のプレスリリース
https://www.altpaper.net/b/17341
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