まずはこれだけ!職場で使うビジネス用語をチェック!
2019.05.23
新入社員の皆さんは、職場の会話、会議で初めて聞く、意味の分からないビジネス用語を耳にしているのではないでしょうか。
カタカナ語、省略言葉なので、いったいどういう意味だろうととまどうものの有るかと思います。
またはキャリアを重ねている方も、何となく使っているかもしれませんよね。
立場によっては社内だけでなく、社外の人とのコミュニケーションをとる際にも必要な用語もありますので、間違った使い方をすると大きなミスにつながりかねません。
そんな皆さんに、まずはこれだけ!というよく使う用語、すぐに対応をしないといけない用語を紹介していきます。
確認していきましょう。
(画像はイメージです)
カタカナ用語のもともとの意味とビジネスの場での使い方を見ていきましょう。
もともとの意味:優先
ビジネスシーンで使う意味:作業における優先順位、優先度
使用例と対応:「君の作業でプライオリティが高いのはどれ?」と聞かれたら、最優先に行なうことを答えることです。
もともとの意味:反応、意見
ビジネスシーンで使う意味:実際に行なったことに対し、改善点、反省点を伝えること
使用例と対応:「先日のイベントのフィードバックですが、」と言うことは改善点、反省点を伝える目的です。次回に活かすために聞きとるとともに、それをふまえた改善策を話すといいです。
もともとの意味:事実
ビジネスシーンで使う意味:業務における事実、事柄
使用例と対応:「ファクトに基づいて出したアイデアになっているの?」と聞いている時は、あなたが出したアイデアについて現状を踏まえていない可能性を感じています。アイデアを出した理由など現状認識を説明しましょう。
もともとの意味:必要
ビジネスシーンで使う意味:業務などにおいて、必要な物、事が欠けていること。
使用例と対応:「お客様のニーズを満たす商品の開発をしよう」ということは、必要とする物、あったらいいなと思う物を検討しようということになります。
もともとの意味:草案、草稿、下絵
ビジネスシーンで使う意味:下書きや未完成の企画案
使用例と対応:「ドラフトでいいのでください。」と言われたら、完成形でなくていいので企画案を提出しましょう。
もともとの意味:売主(売り手)、業者
ビジネスシーンで使う意味:製品、商品を販売する会社、担当者
使用例と対応:「新製品のベンダーさんとの打ち合わせの日程確認しておいて」と言われたら、新製品の販売会社との打ち合わせの確認をしておくことになります。
もともとの意味:瓶の首、転じて進行や生産の障害になるもの
ビジネスシーンで使う意味:作業の工程で全体の効率を落としている、または生産の工程で品質を落としている原因、計画の障害になっていること。これらのように解決すると大きく改善ができる問題点。
使用例と対応:「作業のボトルネックになる点は何?」などという言い回しで、回答することは、進捗について一番の問題点になることを挙げてください。
もともとの意味:仕事、務め
ビジネスシーンで使う意味:仕事、作業、すべきこと
使用例と対応:「今回のプロジェクトのタスクを確認します。」と
もともとの意味:初期費用、初期投資
ビジネスシーンで使う意味:設備や機材を導入する際にかかる投資費用
使用例と対応:「新しい機械を導入するのにイニシャルコストはどれくらいを想定しているの?」と質問を受けた場合には想定されている投資額を伝えることとなります。
もともとの意味:協議事項、予定表、議題
ビジネスシーンで使う意味:会議の議題や研修などの予定表を意味します。
使用例と対応:会議などの進行役が「お手元のアジェンダをご覧ください」と言うので、配られている進行の予定表を見ましょう。
もともとの意味:要旨、概要、履歴書
ビジネスシーンで使う意味:会議などの内容を書いた書類、概要
使用例と対応:「明日の会議のレジュメを人数分用意しておいて」と言われたら、会議に使う書類を人数分コピーして、配れるようにしておきましょう。
もともとの意味:見直しをする、調べ直す、反省する、批評する
ビジネスシーンで使う意味:見直しをすること、または対象のことについての批評、報告、意見表明をすること
使用例と対応:「会議の資料をレビューして」と言われたら、資料の見直しをしましょう。
もともとの意味:BtoBはBusiness to Business、BtoCはBusiness to Consumer
ビジネスシーンで使う意味:BtoBで企業間取引(法人相手の取引)、BtoCは消費者向けの取引(個人相手の取引)
使用例:企業向けの取引を増やそうという時に「BtoBの販路を構築していこう」と指示が出ます。
省略された用語もよく使われます。
何となく使われがちな用語ですが、正式な用語と使い方をしっかりと確認しておきましょう。
意味:ノー残業デー
使用例と対応:「水曜日はノーザンだから、効率よく作業してね。」といった言い回しになるので、残業せず定時に帰ることができるようにしましょう。
意味:なるべく早く
使用例と対応:上司から「なるはやで報告書作って」と言われたら、急いで対応しましょう
意味:たたき台、検討の元
使用例と対応:「明日の会議に新プロジェクトのたたきを出せるようにしてね」と言われた時は、完全な内容の計画ではなくていいので方向性を示した一案を出しましょう。そこからアイデアを追加、修正するためのものなので、会議で様々なことを言われても悪いことではないのです。
意味;朝一番、午後一番、朝または昼に第一に行なうこと
使用例と対応:「明日の朝一(午後一)に伺ってよろしいですか」と訪問予定を聞かれた時は、始業後すぐ(朝一)あるいは昼休み明け(午後一)を意味しています。
意味:相見積もり、複数の見積もりをとること
使用例と対応:「工場の外壁の補修の件、あいみつとっておいて」など「あいみつとって」と指示が出たら、特定の業者以外にも見積もりの依頼を出しましょう。
意味:報告、連絡、相談
使用例と対応:上司、先輩から「プロジェクトを進める時には、ほうれんそうして」と指示があれば、随時、進捗を報告したり、状況を連絡したり、問題点を相談したりと状況を把握してもらうように努めましょう。
意味:会社名の前に「株式会社」がつくことを前かぶといい、会社名の後に「株式会社」がつくことを後かぶという。「株式会社」のつく位置を示しています。
使用例と対応:領収書の発行の際に株式会社○○宛の場合「前かぶでお願いします」と言います。
いかがでしたか?
今回はまずはこれだけ!という重要な用語に絞って紹介しましたが、他にもビジネス用語、業界用語があります。
用語の意味が分からなかった方はマスターできたのではないでしょうか。
何となく使ってきた方は、これまで意味を説明しようとするとうまくできないこともあったかもしれませんが、確認できたのではないでしょうか。
うまくビジネス用語を使いこなしていけるために、今回の内容がお役に立てれば幸いです。
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