FAやトレードの可能性も。ウィンスリー、企業横断型人事部ネットワーク「CFHR」発足

2018.06.29
「Cross Functional Human Resouces」

株式会社ウィンスリーは、2018年6月27日、企業横断型人事部ネットワーク『CFHR』を発足すると発表した。

同社は、広告・デジタルマーケティング業界に特化した人材ヘッドハンティング事業を展開している企業。『CFHR』は、「Cross Functional Human Resouces」の頭文字を取る形で命名された。本年7月より具体的な活動を開始するという。

ひとつの組織となって知を持ち寄る

デジタルマーケティング業界における課題は、企業ごとの特殊なケースを除けば大抵が共通していると、ウィンスリーは考える。そして同社はこうした課題について、ひとつの組織となって知を持ち寄ることで解決できないものかと考えていたという。

従来の常識で考えた場合、「競合する企業が情報を持ち寄って課題解決を共に行う」という試みに可能性を見出だすことは、難しい。しかし、昨今の国内外における厳しいビジネス環境や業界再編などを受けて、多くの企業が横断型人事部ネットワークの呼びかけに反応。そこでウィンスリーは、『CFHR』の発足および参画企業募集の開始に至ったという。

多彩なナレッジを有効活用できる仕組みづくり

『CFHR』では、同業界に属する他社の人事部動向や議事を共有することで、多彩なナレッジを有効活用できる仕組みづくりを行う。また、スポーツイベントや居酒屋談話など、気構えのないフレンドリーな場における情報共有も推進。さらに、人材のFA制度や企業間トレードなども、視野に入れているという。

なおウィンスリーは『CFHR』の直近のスケジュールとして、発足記念のキックオフパーティー開催を予定している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

企業横断型人事部ネットワーク、『CFHR』が発足 – 株式会社ウィンスリー
http://w3hr.jp/article/454/

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