若者の早期離職を減らす人材紹介サービス「ステップ就職」リリース

2017.09.17
「やる気のある若者を育成したい」企業を応援

株式会社ボーダレス・ジャパンは、9月13日、人材紹介サービス『ステップ就職』をリリースした。

同サービスは、就職しても約半数の若者が3年以内に離職してしまうという現状を変えるべく、「プレ就職期間」と「社外メンター制度」を設けたもの。「やる気のある若者を育成したい」という企業を応援する、これまでにない採用支援サービスとなっている。

若者と企業の就職のミスマッチをなくす

厚生労働省の調べでは、25歳以下の若者が入社3年以内に離職する割合は、45.5%に達しているという。本人はもちろん、企業にとっても「求職者集め」「事業説明」「面接」と多くの時間とコストをかけて採用した人材がすぐに離職することは、大きな不利益となる。

ボーダレス・ジャパンは、求職者の離職原因を調査した上で、その原因が現状における就職ステップにあるとする。一般的な就職活動において若者たちは、募集要項の情報のみが頼りになるため、「いきなり就職」という状態にならざるをえない。そして、「思っていたのと違う」とわかった若者は、別の企業を探し離職を繰り返すと同社は考える。

こうした現状において、若者と企業の就職のミスマッチをなくすべく、『ステップ就職』はリリースされた。

「プレ就職期間」と「社外メンター制度」

『ステップ就職』では、求職者はいきなり企業に就職するのではなく、まず最大6カ月間の「プレ就職」を行う。求職者も企業も互いが適性を判断できるため、採用のミスマッチをなくすことが可能になるという。また「伴走者」としてメンターが若者に寄り添う「社外メンター制度」を設け、自立した社会人としての成長をサポートするとしている。

『ステップ就職』はまた、一般的な人材紹介サービスの半額以下という料金設定も、大きな特徴となっている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

若者の早期離職をゼロに 中小企業向け採用支援サービスを開始 – 株式会社ボーダレス・ジャパン
https://www.borderless-japan.com/

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高野勤一
高野勤一