40代以下、3分の1の女性が60歳になっても働きたい!

2017.05.26
働く女性を対象にした意識調査

24日、リビング新聞グループのシンクタンク、株式会社リビングくらしHOW研究所は、調査対象3分の1の女性が、60歳以降も働きたいとの調査結果を発表した。

調査は、結婚や出産、育児などのライフステージが変化する世代でもある20代以下~40代の女性387人を対象。オフィスで働く意識調査のアンケートを実施した。

いつまで働きたい?考え方に「年代の差」

結婚や出産で離職を希望する女性は1割。大多数が仕事の継続を望む。また、60歳過ぎても働きたい女性は36.2%であった。

「収入を得る仕事をいつまで続けたいと思いますか?」の質問では、考え方に年齢の差が出た。20代は「組織に属して定年まで働くと思わない」43.1%に対し、30代は「わからない」47.9%であった。

「組織に属して定年まで働く」と回答した40代は50%。現実に向き合う結果であった。ライフステージの変化が伴う世代だからこそ、働き方を模索している女性が多いという結果が出た。

今後の働き方は?

4年後の職場環境の変化を予測調査したところ、「短時間勤務者の増加」30.7%や、「女性管理者の増加」27.9%があった。また、「介護休業所得者の増加」「残業や勤務の時間短縮」もあった。

少子高齢化社会の社会保障問題や女性が活躍するための労働環境は、日本が抱える現状問題である。4年後を見据える働く女性にとり、働き方改革が徐々に実感されていると今回の調査から読み取れる。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

サンケイリビング新聞社
http://www.sankeiliving.co.jp/

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