高卒・中卒の就職内定結果を厚労省が発表
2017.05.25
ハローワーク求人・求職・内定状況の取りまとめ
5月19日に、厚生労働省が2016年度の高校新卒者および中学新卒者のハローワーク求人・求職・内定状況を取りまとめ、発表した。
今回まとめられた求人・求職・内定状況のとりまとめは、学校やハローワークからの職業紹介を希望した生徒を対象としたものとなっている。

高校新卒者の状況は全体的に前年同期比より増加が見られる
今回、厚生労働省から発表されたハローワーク求人・求職・内定状況の取りまとめによれば、高校新卒者における就職内定率は99.2%であり、前年同期比0.1ポイントの増加となっている。
就職内定者数はおよそ17万2千人であり、前年同期比0.6%増加している。これに対して、求人数はおよそ38万7千人で前年同期比9.7%増となっている。求職者数はおよそ17万4千人となっていることから、求人倍率は2.23倍であり、これは前年同期比0.19ポイントの増加となっている。
一方で、中学新卒者の就職内定率は75.9%で前年同期比3.3ポイント増加しているが、就職内定者数は561人で、前年同期比8.5%減少している。求人数は1738人で、やはりこちらも前年同期から減少が見られている。
求職者数は739人であり、求人倍率は2.35倍となっており、これは前年同期比0.28ポイント増加している。
この調査については、文部科学省も高校生の就職状況のみ類似の調査を行っているが、こちらは就職を希望する生徒全員を対象としたものであり、厚生労働省によるこの調査とは母集団が異なっている。
(画像は厚生労働省トップページより)
▼外部リンク
厚生労働省プレスリリース
http://www.mhlw.go.jp/
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