長時間労働是正で夫の収入減・・・その時主婦は?

2017.04.29
『長時間労働是正の影響』をテーマにアンケート調査

しゅふJOB総研は、『長時間労働是正の影響』をテーマにアンケート調査を行い4月27日に調査結果を発表した。

『しゅふJOB』は株式会社ビースタイルが運営する「主婦に特化した人材サービス」である。ビースタイルは、2002年に創業して以来、働きたい主婦に対して就業支援を行ってきた。

「配偶者の労働時間が今よりも短くなったら・・・」

「家庭の収入を主に支えているのは?」という問いに対し「配偶者またはパートナー」と回答した801名を対象に質問が行われた。

「配偶者の労働時間が今よりも短くなったら」という問いに対し、『収入減となると思うので今より労働時間を長くするなどして収入を上げる』、また『今、働いてないが働く』という回答が53.7%となった。

一方、世帯年収が900万を超えると『特に影響はない』とする回答が32.6ポイントも上昇した。

主婦層の働き方に影響

しゅふJOB総研所長川上敬太郎氏は「長時間労働を是正することは良いとしても、その分収入が下がってしまうことで主婦層の働き方に影響がでる」、「世帯年収900万というラインは、家計への影響を考える際に、安心できる心理的目安と言えるかもしれない」と分析している。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社ビースタイル プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000003176.html

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高安仁志
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