「絵を描くことが脳波に及ぼす影響」調査結果発表
2017.04.27
3colors(スリーカラーズ) は、絵を描くことが 脳波に及ぼす影響の調査結果を発表した。3色パステルアートは赤・青・黄の3色のソフトパステルだけで絵を描くアートセラピーのこと。
今回は3色パステルアートの技法を用いて絵を描き、それが脳波にどのような影響を及ぼすのかを調査した。
調査の目的は、絵が脳波に及ぼす影響を把握すること、調査対象者は20歳以上の心身ともに健康な男女、期間は2017 年2月14日~4月17日、調査対象者は13名、調査方法は脳波測定機器を使用し指導者と被験者1対1の対面方式にて測定。
人の脳は、ベータ波、ガンマ波、シータ波、デルタ波の4つがある。今回はストレス状態を表すベータ波とリラックスを表すシータ波の測定を行った。
ベータ波は「緊張」「不安」などのストレス状態を示す脳波。数値が高い方が興奮状態にあり、ストレスを感じているいう表現になる。
3色パステルアート実施前と実施中の脳波をそれぞれ比較したところ、7割以上の人でベータ波が減少した。平均値は実施前34.8%、実施中27.4%となった。
変化が最も大きい人では、70.5%から43.8%までバータ波が減少した。絵を描くことによってストレス状態が緩和されたことになる。
シータ波は記憶力が高まっているときに出る脳波。通常睡眠時に多く計測され、深いリラックス状態を示す脳波。 数値が高い方がリラックス状態という表現になる。
3色パステルアート実施前と実施中の脳波をそれぞれ比較したところ、9割以上の人がシータ波の増加した。平均値は、実施前10.7%、実施中27.8%となった。
変化が最も大きい人では、14.8%から74.7%までシータ波が増加した。絵を描くことによって、深いリラックス状態かつ記憶力が高まっている脳波になる。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
3colors プレスリリース:
https://www.value-press.com/press/182191
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