「ミドルの人材育成」実態調査マネジメントに自信がある男性は76%・女性は73%

2017.04.25
マネジメントに自信ありは76%

エン・ジャパンは、35歳以上のマネジメント経験がある人に「人材育成」について調査を行ない、その結果を207年4月21日に発表した。

調査は、インターネット・アンケート方式、期間は2017年1月30日 ~ 2月28日。対象は「ミドルの転職」を利用しているユーザー、有効回答数は523であった。

「部下育成に対して自信はありますか?」と問うたところ、76%の人が「自信がある」(「とても自信がある」「どちらかと言えば自信がある」)と答えた。

次に「部下を育成する上で気を付けていることは?」を問うたところ、第1位は「コミュニケーションを多くとる」が70%。部下との信頼関係の構築のために自ら声を掛けて歩み寄っている人が多いことが見受けられる。

第2位は「なるべく部下に考えさせるようにしている」が68%。部下を尊重し主体性を伸ばすために実践されている人が多い。

第3位は「部下の話をよく聞く」が61%。ケアやフォローを目的に部下の状態を把握している人が多い。

中途採用者の増加により育成方法が多様化

「部下を育成する上で困った経験があるか?」を問うたところ、第1位は「仕事に対する価値観が違う」が33%、第2位は「自分自身が忙しく、育成する余裕がない」が28%、第3位は「効果的な叱り方がわからない」が16%であった。

育成テクニックがわからない人より、「中途採用で入社した社員が増え、価値観を統一するのが難しい」といった悩む人や、育成だけに向き合えないプレイングマネージャーが増えている。

「今後も人を育てる立場につきたいと思いますか?」と問うたところ、84%の人が「はい」と答えた。女性よりも男性の方が人を育てることを気にしている。

これは男性は企業の業績貢献や経営観点で、女性は自己成長や自己の将来のキャリアを見据え人材育成の経験を積みたいと思っている。

(画像は「ミドルの転職」ホームページより)

▼外部リンク

エン・ジャパン プレスリリース:
https://www.atpress.ne.jp/news/127139

ミドルの転職 ホームページ:
https://mid-tenshoku.com/

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