異業種への転職の壁は何か?リクルートキャリアが調査を実施
2017.04.20
1008人の転職成功者の回答をもとに調査
4月19日に、株式会社リクルートキャリアが、「第32回転職世論調査」を実施したこと、およびその結果を発表した。
同調査は、転職を実現したビジネスパーソンを対象に行ったもので、1008人の回答によって結果が報告されている。
職種を変える転職の鍵は教育制度の充実
リクルートキャリアが発表した「転職世論調査」は、各回でテーマが異なっており、今回のテーマは、2020年名目GDP600兆円を実現するために、目下国の課題の一つとなっている、成長分野への人材移動およびボトルネックの解明である。
これによって、業界や職種をまたいだ転職の壁になっている要因を明らかにするとともに、キャリア人材採用やその定着、活躍のヒント、各企業の人的資源管理の発展に寄与することを目指している。
同調査の結果として、業界や職種をまたいだ転職の壁として企業風土や職場慣習の違いを壁と感じる人が多いことが分かっている。求職者にとって、この点が入社後に活躍する上で負担になっている。
とりわけ、職種をまたいだ転職では、教育体制の充実が鍵になることが分かっており、前職とは異なる新たな実務スキル習得機会がどれだけ充実しているかによって、求職者の選択を左右することが明らかになっている。
今回の調査は、リクルートエージェントに登録し、2016年6月から11月までの期間中に転職を実現した5496人の内、1008人の回答によって算出されている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
リクルートキャリアプレスリリース
https://www.recruitcareer.co.jp/
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