女性の活躍「イキイキ」に関する意識調査結果2017
2017.04.20
ソニー生命は、全国の女性に対し「女性の活躍に関する意識調査2017」を行いその結果を4月18日に公表した。
調査は、インターネットのアンケート方式、期間は2017年2月17日~2月23日。対象は全国の20歳~69歳の女性、有効回答から1,000名のサンプリングより集計した。
「日本では女性がどの程度”イキイキ”と活躍していると思うか?」の問いに、”非常に”と”やや”も含めて活躍していると答えた人は、「家庭」が38.2%、「職場」が34.8%、「地域社会」が29.9%、「ネットコミュニティー」が43.0%であった。
「家庭」「職場」「地域社会」のイキイキ度が年々下がっている。一方、「ネットコミュニティー」は昨年より7.8%上昇した。SNSなどを利用している女性が増えているとソニー生命は考えている。
「毎日の家事や地域社会での貢献を時給に換算するといくら?」の問いに、「未就学の育児・世話」は1,413円、「就学の育児・世話」は1,174円、「PTA活動」は1,033円、「食事の準備・後片付け」は1,019円であった。傾向的に年々上昇している。
仕事をしている女性(572名)に「現在の生活に満足している?」の問いに、「満足」と回答した人は39.0%であった。続いて、仕事に関する内容では、「女性が社会で働くには、不利な点が多い」の問いでは79.5%が働きづらいと感じている。
「今後は(も)、キャリアを積んでいきたい」の問いに、「はい」と答えた人は37.0%。「管理職への打診があれば、受けてみたい」の問いに、「はい」と答えた人は19.8%であった。
キャリアに対しては積極的であるが、管理職につくことは消極的である。さらに、仕事をしている女性のうち「本当は専業主婦になりたい」と答えた人は39.2%であった。
専業主婦(294名)に「現在の生活に満足している?」の問いに、「満足」と回答した人は54.1%であった。「専業主婦は苦労が多いと思う」の問いには、「はい」と答えた人は54.4%、「老後の生活が心配だ」の問いには、「心配」と答えた人は83.0%であった。
就業願望について、「本当は外に働きに行きたい」の問いに、「働きたい」と答えた人は38.1%。「子育て後の再就職は厳しい」の問いに、「厳しい」と答えた人は77.6%であった。働きにたいと考えているが、子育て後の再就職は厳しいと感じている。
(画像はソニー生命のホームページより)
▼外部リンク
ソニー生命 プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000003638.html
ソニー生命 ホームページ:
http://www.sonylife.co.jp/
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