派遣社員の3大都市圏の募集時平均時給レポート(2017年3月)

2017.04.16
全体では徐々にマイナスへ向かっている(過去3年)

エン・ジャパンは、派遣の仕事サイト『エン派遣』で掲載している派遣社員の募集時の平均時給を調査している。今回は2017年3月度の集計結果を発表した。

調査対象は首都圏、関西圏、東海の3つのエリアである。

平均時給額は1,535円(6ヶ月連続前年同月比マイナス)

平均時給の比較では、前月比:横ばい、前年同月比:マイナス(-2.1%)となった。

依然として「医療・介護」は人手不足だったため、資格なし・実務経験なしの求人が増えたため時給が下がった。また、時給が安い郊外の案件が増加したのも要因である。

2018年度新卒採用の準備のため、人事のサポート業務を担うオフィスワーク系と、IoTで話題の家電・格安スマホの販売拡大で営業・販売・サービスの職種が2ヶ月連続で最高求人時給額を更新している。

オフィスワーク系と営業系が過去最高時給を更新

「オフィスワーク系」の時給が1,520円、「営業・販売・サービス系」の時給が1,424円となり、どちらも過去最高の時給額となった。

その他の前月比プラスとなったのは、「クリエイティブ系」の時給が1,694円、「 IT系」の時給が2,065円、「技術系」の時給が1,716円であった。

マイナスは「医療・介護系」の時給1,236円であった。

エリア別平均時給3大都市圏すべて前年同月比マイナス。エリア別の平均時給は、3ヶ月連続ですべて前年同月比マイナスとなり、関東エリア1,588円、関西エリア1,341円、東海エリア1,331円となった。

調査結果の詳細は下記のURLを参照。

(画像はエン・ジャパンのホームページより)

▼外部リンク

エン・ジャパン プレスリリース:
https://www.atpress.ne.jp/news/126580

エン派遣 ホームページ:
https://haken.en-japan.com/

調査結果の詳細:
http://corp.en-japan.com/news/2017/34.html

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轟吾郎
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