転職希望者の3人に1人は、転職すべきでない人かも!?
2015.06.26
エン・ジャパン株式会社が運営する人材紹介会社集合サイト『エン転職コンサルタント』では、「転職すべき人/現職にとどまるべき人」と題したアンケートを実施。調査は1月8日~1月22日に行われ、転職コンサルタント172人より有効回答を得た。
転職面談を行ったうち何割が「転職せずに現職にとどまるべき」だと思うか尋ねた質問では、「3割以上」と回答した転職コンサルタントが42%と最も多かった。
転職支援を専門としているキャリアコンサルタントだが、その半数近くが面談の結果、3人に1人は「転職しないほうがよい」ケースだと判断しているようだ。
転職コンサルタントに共通してみられるアドバイスは、意外かもしれないが「安易な転職をするべきではない」という意見。現状において明確な課題があり、それを解決するためには他に手段がない場合にのみ、転職を考えるべきだという。
転職すべきかどうか判断するためにコンサルタントの65%が推奨した方法は、「キャリアの棚卸しを行い、キャリアプランを見直す」。まずは自分の仕事やキャリアについて洗い出し、現状を把握したうえで必要であれば転職のプロに相談するのもよいかもしれない。
転職する前に「今の職場での課題を解決するために努力をする」ことも重要。もし今の職場で業績をあげられていないなら、上司と話をしてみることも必要だという。可能な限り自分で問題の解決を図ってみてから、転職という選択肢を選ぶのがよさそうだ。
(画像はエン転職コンサルタントのホームページより)
▼外部リンク
エン転職コンサルタント/「転職すべき人/現職にとどまるべき人」について
http://consultant.en-japan.com/enquete_consultant/report_15/
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