2月の求人状況とその特徴をインテリジェンスがレポート
2017.03.22
「DODA 転職求人倍率レポート」2017年2月版
3月13日に、総合人材サービスを展開しているパーソルグループの株式会社インテリジェンスが、同社の運営する転職サービス「DODA(デューダ)」における2017年2月の転職求人倍率を発表した。
同社では毎月、「DODA 転職求人倍率レポート」として、DODA転職支援サービス登録者1名に対して、中途採用求人が何件あるかを算出し、レポートとして発表している。
求人の増加は依然続いている
今回、インテリジェンスが発表した「DODA 転職求人倍率レポート」によると、2017年2月の転職求人倍率は2.38倍であり、前月比0.03ポイント上昇した値となっている。
求人数は2.5%上昇しており、27か月連続で上昇。これは、2008年1月の調査開始以降最高値を更新している。
2017年2月の求人状況の特徴としては、12月から1月に募集を開始した求人が引き続き多くあったことに加え、新規で募集が開始された求人が増加したことがあげられる。
一方、転職希望者は1月に大幅な増加を見せたまま高い水準を維持しており、4月入社に向けた転職活動を進めている人が多い状態が見られている。
同社では、この傾向が3月以降も続くものと見ており、特に求人数の多い状態が引き続き維持され続けると見る一方で、応募条件の緩和などによる面接の増加、充足の増加による募集終了が増える時期であることから、応募の積極化が重要になると報告している。
(画像はインテリジェンストップページより)
▼外部リンク
インテリジェンスプレスリリース
http://www.inte.co.jp/library/recruit/20170313.html
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