現役保育士の84%が男性保育士は必要と回答
2017.03.18
株式会社ウェルクスは、保育士や幼稚園共有を対象に「男性保育士に関する実態調査」をし、その結果を2017年3月16日に発表した。
この調査は、インターネット調査により調査期間は2017年2月20日~3月2日、132名の保育士・幼稚園教諭から回答を得た。
「男性保育士に女児の着替え・おむつ交換をさせないで欲しい」という世論の声が出ている、現場の保育士達は、男性保育士についてどう思っているか調査した。
「とても必要と思う」36%、「必要と思う」48%。その理由は、体力があり「ダイナミックに遊べる」「男目線での関わり」などが出た。
◆身体的特性
「遊びがダイナミック。スポーツなどの時間に指導者として動いて欲しい」「遊び方が、保育士の男と女では違う」
◆女性と違った観点
「保育士の男と女では注目する点が違う。男は多角的に子供を視ることができる」「家庭の父親的存在が、保育園にも必要」「母子家庭が増えているので、男の人と関わることは大事」
◆職場の雰囲気
「女ばかりの職場なので、男が混ざることで職場が和む」
◆必要ない
「保育士には、大胆さより、きめ細かさが必要」「母性愛がない」
男性保育士に期待する点は、身体を動かす遊びや指導での必要性が最も多かった。
◆着替えや排出
「女児の排泄処理や着替えの手伝いを嫌がる保護者がいる」
「保育士同士しの接触に配慮が必要」
◆働く環境
「収入が低く長続きしない」「トイレやコッカーなど設備不足」
男性保育士の保育園での存在価値は、世論・保護者の理解と信頼関係が必要。理解してもらうためには男性保育士の質の向上、専門性への追求が求められている。
男性保育士に関する調査の詳細は下記のURLを参照。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社ウェルクス プレスリリース:
https://prtimes.jp/main/000013773.html
男性保育士に関する調査の詳細:
https://hoiku-me.com/news/38888/
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